2016 広島街づくりデザイン賞 アート部門受賞 【カープ誕生物語 広場】 

 

中国新聞社様と広島東洋カープ様の合同企画、【カープ誕生物語 広場】が2016年 広島街づくりデザイン賞 アート部門を受賞されました

外構デザインは、被爆から復興に至る広島の歴史を表現するため、被爆レンガと被爆瓦(通称:元安瓦)の実物や路面電車の石畳とレールをご提供いただき壁面と床面に施工。

素材は広島平和記念資料館様(被爆瓦)および広島電鉄株式会社様(電車敷石、レール)はじめ個人の方(被爆レンガ)のご提供など、各分野での専門職の方々の知恵とお力を結集して完成。

制作の代表者として誠に僭越ながら弊社も受賞させていただきました。

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【壁面に表現された歴史について】

壁面は向かって左側から被爆直後のダメージ(被爆レンガ、瓦)→復興に向けてのバラック小屋つくりを板や古トタンで表現。

木板は腐りの無いようにモルタル造形とエージング塗装で木目や割れ節をつくり、一旦吹き飛ばされたトタンの釘を集めた想定で釘穴と曲がって錆びた釘の再利用を再現しました。

古トタンの右にある石積みは旧広島市民球場を支えてきた石積をモルタル造形で再現し、赤いレンガ張りは現在のマツダスタジアム内にも多用されるレンガ張りと同じものを張る事で右につながるマツダスタジアムへの歴史的な流れを表現しています。

これらのストーリーはお施主様よりの情報やご提案に基づいた上で図面作成から施工の担当をさせて頂きました。

この作品を施工するにあたり、瓦に残る溶けた釘などを見るたび改めて戦争の恐ろしさや二度と起きてはならないということを改めて深く感じると共に、平和な現在に至るまでの広島の復興。

そしてカープ球団がその時の市民にとってどれだけ希望の存在であったかを感じるかけがえのない機会となりました。

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【「広島カープ誕生物語」の主要登場人物を象った銅像2015年3月20日広島市南区MAZDA Zoom-Zoom スタジアム広島の屋内練習場近くの特設広場に開設された。銅像は、進とその仲間5人が土管に座わってカープを応援し、進の飼い犬ゴンがその前にいるという設定で、被爆直後の瓦礫広島電鉄の路面電車の線路など終戦後の広島の街を忠実に再現している。中沢啓治の漫画作品の銅像化は本作が初となる。

銅像は中国新聞社広島東洋カープが戦後70年企画の一環として共同で建てたもので、除幕式には中沢の妻・中沢ミサヨも出席した。】※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※

♯モルタル造形 広島/♯エージング 広島